フリープラグインのValhalla Space Modulator.

プラグインデベロッパーのValhallaからメールが届いていて、アンケートに答えるとプラグインが貰えるとのことで早速いただいてきました。


ログインして↓クリックします。

アンケートに答え終わるとダウンロードできます。↓


ValhallaSpaceModulatorは主にピッチとパンとディレイをコントロールするプラグインです。

11種類のモードがあり、リバーブ、ディレイ、コーラス、フランジャー、ダブリング、モジュレーター、サウンドエフェクトなどの効果を演出できます。


プリセットもたくさん付いてきます。↓

個人的にReverbsのEchospace of odinが好きです。



各ノブの機能です。


Mix - 原音とのミックス。

Rate - 各要素(左右へのパン/フランジャーの周波数/ピッチシフト量)を揺らすスピード。

Depth - 各モードの効果量。

Feedback - ディレイ回数/効果量の増幅。モードによっては歪みを付加。

Manual - プリディレイ。効果周期のフェーズ。



各モードの解説です。


Up - 左右へパンしながらフランジャー&ピッチシフトです。

Up/Down - フランジャー+右はピッチダウン、左はピッチアップです。※Rateをマイナスに振ると左右逆になります。

TZF+ - ピッチ変調周期がランダムです。

TZF- - TZF+のスッキリディレイバージョンです。

Tri - デチューン重ねにいいと思います。フィードバックを強めにかけるとゴージャスになります。「上昇」と「下降して上昇」の2パターンのピッチシフトがかかり、下降下限がトライアングル周期になっているので、「変なエフェクト」としても使えます。

VariUp - フィードバックでディレイ回数分ピッチが上昇していきます。

VariUpDown - VariUpの右が下降、左が上昇バージョンです。※Rateをマイナスに振ると左右逆になります。

Ocho - 8ユニゾンです。Fruity Flangusのような感じなので、コーラスに使うといいと思います。

Doubler - ダブリングできます。(一枚目の画像参照)

Ensemble360 - 4回の初期反射+フィードバックに応じてランダムパンする残響用のディレイ。リバーブに使うといいと思います。Manualは表記の10倍(0-500ms)になります。

Symphonic - ディレイタイミングがランダムなEnsemble360です。


※英文のバーバーポール・フランジングはスペクトラムで表示した時の模様の動きを表していると思います。

(バーバーポールはとこやさんの目印の青白赤白がぐるぐるしてる物体です。)



ヴァルハラはリアルタイムピッチシフトの技術が高いと思います。

そのおかげで、フリーとは思えないほど高性能で楽しいValhalla Space Modulatorが作れたのでしょうね。

これからどんどん使っていこうと思います。



6/26追記。

Echospace Of Odinをかけながら弾いてみました。