KORG nanoPAD2を買いました。

ドラムの打ち込み用に買ってみました。


ところが、いつも使っている鍵盤の方が入力し易いという結果でした。(笑)

nanoPAD2が悪い訳ではなく、自分の問題です。

入力機器は相性があるので仕方ないですね。


※鍵盤もKORGです。88鍵ウェイテッド、ピアノタッチです。



ということで、ちょっとテンションが下がりつつ……でも、おまけが素晴らしかった!




AASというメーカーの音源が3つ付いてきます。

・Lounge Lizard Session

・Strum Session

・Ultra Analog Session


ラウンジリザード・セッションはエレクトリックピアノ音源です。

デフォルメされたエレピですが、音楽的で弾いていて気持ちいいです。

非常に中毒性の高い音源です。時間を奪われるので要注意です。(笑)



ストラム・セッションはギター音源です。

ギタリストではないのでクオリティーの良し悪しは判りませんが、ディストーションをかけるとすごくいい感じなので、リードに使おうと思います。

和音からコード名のチェックができるのも便利です。



ウルトラアナログ・セッションはシンセです。

基本波形は太い矩形波のみですが、すごくいい音がします!

パラメーターは少ないですが、よく考えられていて多彩な音が出せます。

ドライブ加減が絶妙なフィルターとシンクが素晴らしい!

アルペジエーター(伴奏機能)も付いていて楽しいです。


使いまくろうと思います!と言いたいところですが、実は問題があります。

Polyモードで負荷が上がり続けてしまいます。


例えばドレミと順番に鳴らすと音が消えても3音分CPUを消費し続けます。

ドレミファソラシドと順番に鳴らすと音が消えても8音分CPUを消費し続けます。

レイヤーでコードを演奏したりすると大変なことになります。(笑)


でも、Mono系のモードだと一音分しか消費しません。

なので、リードやベースに使いまくろうと思います。

修正されたら、コードにも使いたいですね。


ところで、これらはAASのサイトを見ると、各$49、3つセットが$99で売られています。

でも、nanoPAD2は4,000円前後で買えます……あれ?(笑)




おまけはまだあります。

KORG M1 Leというマルチ音源が付いてきます。

KORG M1は古い音源ですが、J-POPでよく使われている煌びやかなM1ピアノが有名なので、自分も知っています。


この音源は一度に8音色まで扱えます。

FL STUDIOはピアノロールでノートの色を変えるだけでチャンネルを変えられます。

MIDI OUTでデータを飛ばすこともできます。

なので、マルチ音源を扱いやすいDAWだと思います。




UVI Digital Synsationsという音源も付いてきます。

KORG M1と同じ時代の総合音源4台が詰め込まれているライブラリで、UVI WORKSTATIONというサンプラーっぽいプラグインで再生します。

↑パネルの傷がレトロ感を醸し出しています。(笑)


データ量は9ギガですが、UVIのサーバーの転送スピードが遅く、PCを丸一日放置してやっとダウンロードが完了しました。(笑)


ライブラリにはM1ピアノっぽい音も入ってました。

プリセット名はDS1のMythical M Pianoです。

完全に同じではなく、アナログっぽいリッチな感じがするのと、モジュレーションがかかっています。

音自体はM1 LeのPiano 16'のほうが明瞭です。


それと、上記したUVI WORKSTATIONが使いやすいです。

・アンプとフィルターにVELが付いていて打鍵の強弱に合わせて変化させることができます。

・ステレオのALTで打鍵するたびに左右にパンできます。

・UNIでユニゾンサウンドにできます。

これらはどの音源にも付いている機能ですが、すぐに動かせる位置にノブ(つまみ)がいてくれるので、スピーディーに設定を変えられます。


実際に楽曲に使うかは判りませんが、KORG M1 LeとUVI Digital Synsationsは昭和の香りを楽しめる面白い音源だと思いました。



nanoPAD2本体は……とりあえず封印しておきます。(笑)